メロンパンのメロンパン~呉市民ならみんな知ってるかも!?
広島県呉市には、誰もが知っている菓子パンがあります。
それは、メロンパンという名前ですが、関東で多くの方が思い描くものとは異なっていると思います。
先日の記事で書いたように、当サイトのデータベースを削除してしまい、なんとか残っている写真で記事を復活させようとしています。
今回は、それらの中から、「メロンパン」というのをご紹介します。
初出は2014年9月26日で、広島県呉市からのシリーズの一つです。

呉市最大の商店街「れんがどおり」。
そこの中心地を横切る道のひとつが「パレス通り」です。
この通りと付近には、呉市の名物店が幾つかあります。
パン屋さんのメロンパンも、そんなお店のひとつで、看板商品はもちろんメロンパン。
店内の様子です。
時刻は、午後3時頃だったように思います。
メロンパンの棚には、かろうじて4個のパンが残っていました。
お店には次々とお客さんが入っていましたから、売れ行きは好調のようです。
そして、こちらが購入したメロンパンです。
こんなラグビーボールを横に切ったようなカタチがもともとのメロンパンで、おそらく関西で発祥したものとおもわれます。
ただ、現在は、丸いカタチのメロンパンが一般的になってきました。
ついでに書くと、今、メロンパンと呼んでいるものは以前はサンライズと呼ばれていたように思います。
意外と、いびつなカタチでしたけど、個体差が大きいのかな。
そして思ったよりも、ずっと大きくずっと重さがありましたね。
中に入っているのは、カスタードクリームと書いてありましたけど、白あんに似ている気がしました。
もともと関西で生まれたメロンパンは、中身が白あんだと思いますから、ベースはそうなのかもしれません。
余談ですけど、山口県の下松市でも白あんの入ったこういうカタチのメロンパンを買ったことがありますし、兵庫県でもメロンパンに白あんのものが売っていました。
関西生まれのメロンパンに、少々アレンジを加えたのが、パン屋さん「メロンパン」の看板商品「メロンパン」なのかもしれません。
さて、午後4時半ごろ。
お店から店員さんが出てきました。
まだ明るい時刻なのに、シャッターを下ろして帰っていく様子。
このあたりも、「フライケーキ」のお店と同じで、呉市らしいなあと思いました。
メロンパンの場所
お店の名前は「メロンパン中通り支店」ですが、中通り(れんがどおり)ではなく「パレス通り」にあります。
名前から分かるように、こちらは支店で、メロンパンの本店は、ここから歩いて10分くらいのところにあります。
機会がありましたら、その話は、いずれまた。